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インプラントQ&A【2】

インプラント よくある質問

「インプラント」という言葉は聞いたことがあっても、実際にどのようなものかわからないといった方は多いかと思われます。
そこで、インプラントに関するよくある質問をまとめてみましたので参考にしていただけたらと思います。

インプラント 回答

インプラントは自分の歯と同じように噛むことができますか?

インプラントは顎の骨としっかりと結合するため、歯周病の進行した歯や入れ歯とは違い、りんご、たくあん、せんべい、あわびのお造り、スルメなどほとんどの物はしっかりと噛むことができます。

自分の歯と同じように普段のお手入れをきちんと行い、定期的にメンテナンスを受けることで長期に渡り快適に使うことができます。

歯がほとんどないのですが、何本入れたらいいですか?

抜けた歯1本に対して、必ずしも1本のインプラントを入れる必要はありません。

全ての歯を失ってしまった場合にも、片顎14本の失った歯に対して6~8本のインプラントを埋め込むことで以前の健康な状態の歯並び、かみ合わせを手に入れることができます。

また、入れ歯を安定させるためのインプラントであれば2~4本のインプラントを埋め込むことで入れ歯を小さく、違和感のない、快適なものにすることができます。

複数の箇所で歯を失ってしまった場合には、インプラントとブリッジ、入れ歯等を併用して治療することもできます。

患者様の口腔内の状態によってさまざまな治療方法がありますので、ぜひご相談ください。

インプラントはどれくらい長持ちしますか?

インプラントの成功率(10年間問題なく機能する確率)は96%以上というデータがあります。対して、ブリッジの寿命は平均8年間で50%のケースで問題が起きるというデータもあります。

8年後には半数の方がブリッジのやり直しが必要、もしくは抜歯が必要になるということです。

歯科治療に対して進んでいる欧米ではブリッジは一昔前の治療法として敬遠されています。インプラントは体になじみのいいチタン製でとても丈夫ですので、半永久的にお口の中で機能します。

しかし、歯磨きが十分にできず、インプラントの周囲に汚れがついた状態が続くと自分の歯と同様に歯周病のような状態になり、インプラントが抜けてしまう可能性があります。

インプラント体やかぶせものは自分の歯よりも歯石や歯垢がつきにくいため、自分の歯と同じように毎日しっかりとお手入れをし、定期的にメンテナンスを受けていただければ、自分の歯よりも長く活躍してくれることでしょう。

当医院ではインプラントを快適に永く使っていただくため、治療後の保証期間を設けています。

成功率はどれくらいですか?

1003人の患者さんに計2359本のインプラントを入れて10年間にわたって追跡調査した文献によると96%以上が10年後も何の問題もなく機能し続けているそうです。

ただ、インプラントが埋め込んでからインプラントが周囲の骨と結合するまでに感染してしまうとインプラントが脱落してしまう恐れがありますので注意が必要です。

歯周病がある方、喫煙される方、糖尿病等持病をお持ちの方、骨造成を行った方などは感染のリスクが高まりますので注意が必要です。

インプラントが骨と結合した後は感染のリスクも低下するため、日頃のお手入れと定期的なメンテナンスによって半永久的に機能します。

ただし、喫煙される方、糖尿病等持病をお持ちの方はインプラント脱落のリスクが高く、特にタバコは歯周組織に悪影響を及ぼすため、喫煙者にはインプラント治療を行わない歯科医院や保証をつけない歯科医院もあります。

快適な生活を送りたいと思う方はこれを機会に禁煙されるといいかと思います。

費用はどれくらいですか?保険はききますか?

インプラントは健康保険がききません。自由診療となるため、医院によって費用は異なりますが、全国平均で1本あたり40万円以上となります。(東京都内に限るともう少し高くなります)

インプラントの治療費には、診断料、インプラント手術の費用、土台やかぶせ物の費用、骨がない場合の技術料や材料費、レントゲン代や薬代がかかります。

これらを総額で表記している場合もあれば、単にインプラント体の費用のみを表記している場合もあります。

また、使用するインプラントのメーカーや、難症例に対する技術料、長期保証の有無、かぶせものの材質(セラミック、プラスチック、金属等)でも費用が変わってきます。

当医院では1本当たりインプラントの埋め込みに20万円、土台およびかぶせ物に15万円の計35万円で行っております。(骨造成が必要な場合は+5万円)

(消費税別途。治療後の保証付き。診断料・レントゲン代・薬代等全て含まれた値段になっています)

骨の中に金属を埋めて害はないですか?

現在、インプラントに使われているインプラントは「チタン」もしくは「チタン合金」です。
これらの金属は非常に生体親和性に優れています。
1950年代、スウェーデンの医師、ブローネマルク博士によってチタンと骨が強固に結合することが発見されました。
この現象は「オッセオインテグレーション」(骨的な結合)と呼ばれ、現在のインプラントの基礎となりました。

これから60年以上経過した現在でも、オッセオインテグレーションしたインプラントは生体にとって害でないことが実証されています。
チタンはその親和性の高さから、口腔内以外でも骨折等の治療にプレートやボルトとして使用されています。

以前は「サファイヤ」等のインプラントも存在しましたが、これらの金属は生体にとって異物ととらえられて、骨の吸収が起こったり、細菌感染して早期に抜けてしまいました。チタン合金のインプラントですとこれらの問題は解消され、10年経過時でも96%以上が問題なく機能しています。

 

治療後も通う必要がありますか?

インプラント体の歯ぐきの上に出ている部分は自分の歯と比べても汚れはつきにくくなっていますが、インプラントの周囲に汚れが付いたままになっていると、自分の歯が歯周病になるのと同じようにインプラントがグラグラと揺れて抜けてしまいます。

インプラント治療後は口腔内の環境を整えるため、定期的に検診を受けるようにしてください。ご自身の歯の状態にもよりますが、年に2,3回以上の検診をおすすめします。

定期検診では歯科衛生士による汚れのチェック、ブラッシング指導の他、インプラントおよび残りの全ての歯の衛生状態を確認し、クリーニングを行います。
インプラントについては炎症の有無、骨との結合度のチェック、かぶせ物の緩みや高さの確認を行います。

インプラントにより以前と同じようにしっかりと物を噛むことができる喜びを再確認し、この状態をいつまでも保ちたいということで、1~3ヶ月毎にクリーニングにいらっしゃる患者様も多くいらっしゃいます。

仕事が忙しいのですが、何回くらい通う必要がありますか?

インプラント手術の前に、診断のためのレントゲン撮影や、口腔内の環境を整えるためのクリーニングを行います。
インプラントの手術自体は数十分で終了します。局所麻酔で行うため、手術後も日常生活は可能です。
手術後1週間ほどで抜糸し、その後はインプラントがしっかりと骨につくまで経過観察を行います。

目安としては1ヶ月に一度ほど確認のために来院していただき、インプラントが骨に結合したところでかぶせ物の型取りをし、装着して完了となります。
インプラントの手術後、2~3ヶ月でかぶせ物が入りますが、時間の都合がつく時にご予約して来院していただくだけで構いません。

来院回数としては最少で4,5回となります。手術日だけは準備等ありますのでできるかぎりご予約の変更は控えていただけたらと思います。

治療終了後は数ヶ月に一度の定期検診を受けていただくことでインプラントやご自身の歯を末永く使うことができます。

インプラントについて詳しくはこちらもご覧ください